インプラントは世間的に認知されてきています。インプラントを入れる事でしっかりと咬む事ができるならインプラントにしたい。あるいは天然の歯を削りたくない方、入れ歯が嫌な方などがインプラントの容認派なのではないかと思います。
インプラントの安全性がある程度確立されてからはインプラント容認派が増えたのではないでしょうか。
しかしながら,インプラントの再使用など実際に証明されていない事件の風評が原因であったり、事故が起きたというニュースが原因でインプラントを否定的にとらえる方もまだ大勢います。インプラント否定派といえるかと思います。
私自身はインプラント容認派です。難しい場所にインプラントを入れなければインプラントは普通に安定します。炎症のある状態でインプラントを入れるなど注意をする事でインプラントは安全に行う事ができるようになっているからです。
インプラント治療は今後も増え続ける治療法である事は間違いないかと思います。再生治療がインプラントに変わる時代がくるまではインプラントが主流だと思います。
歯がなくなったときそのままにしないならインプラントかブリッジ治療を行うことになります。
インプラントもブリッジも持ちに関してはほとんど変わらないと考えていいと思います。ブリッジの寿命が7年という報告がうまく利用されていますが,これは数字のマジックですべてのブリッジが7年しか持たないという訳ではありませんし、半分のブリッジが7年しか持たないという訳ではありません。
ポイントは将来周りの歯がどうなりそうかです。つまりその人にあった治療計画を立てることが重要になります。
例えば周りの歯が歯周病であるばあい、つまり周りの歯が歯周病であったらインプラントが1本では終わらず何本か入れることになることが考えられます。その場合,インプラントがあることが邪魔になってしまうケースもあります。
インプラントの利点
インプラントは従来の入れ歯やブリッジではできなかった治療をできるようにしました。インプラントによって歯科治療がかわったというのは間違いありません。
インプラントを安全に使用すればメリットも多い治療です。
1.インプラントの利点 耐久性があります。
耐久性があります。
インプラントは非常に耐久性があって、長年もちます。良いメンテナンスをすることで、多くのインプラントは、寿命が長くもちます。
2.インプラントの利点 清掃のしやすさ
増進されたお口の健康。
歯に支持されたブリッジが歯を削ることによって作成される欠点がありますが、インプラントは他の歯を削ることを必要としません。近くの歯がインプラントを支持するために変えられないので、あなた自身の歯のより多くは無傷のままにされます。そして、長期のお口の健康を増進します。個々のインプラントにより歯と歯の間でアクセスが容易になります。そして、口腔衛生を改善します。
3.インプラントの利点 自尊心
改善された自尊心。
インプラントはあなたにあなたの微笑をとりもどします。また、あなたがあなた自身について前より良いと実感することができます。
4,インプラントの利点 噛みやすくなる
より簡単に食べ物を食べることができます。
スライドする総入れ歯は、噛むことを難しくします。インプラントはあなた自身の歯のように機能します。また、安心して、痛みなしであなたの大好きな食品を食べることができます。
5,インプラントの利点 取り外さないでよい
改善された快適さがあります。
インプラントがあなたの体の一部になるので、インプラントは取り外し可能な総入れ歯の不快を除きます。
食事のたびに取り外して洗う煩わしさから解放されます。
6,インプラントの利点 話しやすさ
改善されたスピーチ。
貧しいフィットの総入れ歯で、あなたにブツブツ言うか、あなたのことばをいい加減にさせている口の範囲内で、歯はすべることができます。インプラントによって、歯がすべり込ませるかもしれない心配なしで話すことができます。
7,インプラントと入れ歯の比較 見た目
改善されたお口の中の歯を演出します。
インプラントを見ていただくと、あなた自身の歯のような感じがします。そして、骨と融合するようになっているので、インプラントの見た目は永久になります。
インプラントは入れ歯に代わる人工の歯です。
口腔環境に対する意識の改善にもかかわらず、何百万もの日本人は、歯に損失が出ます ― 大部分は虫歯、歯肉炎(歯肉病)または事故により。長年、欠如した歯の人々が利用できる唯一の治療の選択肢は、ブリッジと総入れ歯でした。しかし、今日、インプラントを利用できます。
インプラントは利点の多い治療法です。
歯周病で歯を抜いて入れ歯を入れている場合、歯茎がだいぶやせてしまっていることが多いです。
歯周病で歯を抜かないように頑張ったのに結局歯を抜くことになってしまった場合は、歯の周りを支えている骨がたくさん吸収しています。そのため、歯を抜いたときは、くぼんだ歯茎になります。
入れ歯の場合、歯茎の部分はピンクのレジンというプラスティックで作りますから問題ないのですが、インプラントにする場合は、そのままでは歯茎がなくて、直接人工の歯が入りますので、結構長い歯になります。
こういった場合は、なくなってしまった骨を再生させてからインプラントを入れるのがよいでしょう。
また、歯周病が進行してしまうのをそのままにしないで再生治療などで骨を増やしておくことがよいでしょう。
糖尿病になると免疫反応が低下して炎症が起きやすくなったり、血流が悪くなって傷の治りが悪くなってしまいます。
1.糖尿病になると何故傷が治りにくくなるのでしょうか?
①身体の細胞は生きていくために、エネルギーが必要で、それがブドウ糖です。
②血液中のブドウ糖を細胞に受け渡す重要な役目をすい臓から分泌されるインスリンというホルモンがおこないます。
③糖尿病の患者さんはこのインスリンが不足したり、上手く働きません。
④そのために血液中にブドウ糖が沢山あるのに細胞に届かず、栄養不足に陥った細胞の働きが低下してしまい、傷の治りがおそくなります。
⑤そのうえ栄養不足の細胞をほっておいたら一大事だと、身体は筋肉などのたんぱく質を削って、これをブドウ糖に分解し、血液中に放出します。
でもインスリンが足りないのですから細胞には届かず、血液中のブドウ糖はますます余って、血糖値だけが高くなっていきます。
「充満の中の飢餓」という悪環境に陥ってしますのです。
⑥細胞はお腹をすかせて弱ってしまい、そのうえにたんぱく質はどんどん分解され、自分の身体を削ってしまうので、傷の回復が進みません。
2.外科処置の予後にご注意を!
そのため、抜歯、歯ぐきの手術等の外科処理をする際に、治療後の傷が治りにくく、感染を起こしやすいため、健康なかたの治療にくらべて、特別な配慮が必要です。
特別な配慮とは通常よりも何度か多めに歯科医院に通っていただき、処置をした場所が回復していく経過をきめ細かく見守り、消毒などの必要な処置を行うことです。
3.歯周病菌に感染しやすい?
糖尿病の患者さんは歯周病にかかりやすく、炎症が広がりやすく、しかも治りにくいことがわかっています。
これは免疫機能が低下するため、細菌感染を起こしやすくなるからです。
歯周病は細菌感染によって起きる病気で、そのために糖尿病のかたは歯周病になりやすいのです。
さらには血糖値の高い血液中で糖化ヘモグロビン(HbA1c)という糖と結合した粘着性の赤血球が増えると、血液どろどろとなり、流れが悪くなり、酸素の供給が妨げられるため、炎症の治りはますます遅くなります。
4.歯周病のせいで糖尿病が悪化?!
又近年では歯周病が糖尿病に悪影響を与えている事、そして歯周病の治療をする事が、糖尿病の改善にも役立つ事も明らかになっています。
未だなぞも多いのですが、近年の研究では歯周病になると血糖値のコントロールを邪魔する毒素が出ることがわかってきました。
歯周病菌が免疫機能と戦って死んだ死骸からは「内毒素」という毒素が出ます。
その毒素が血液中に入って血糖値を悪化させているのではないかというのです。
血液中の毒素は内臓脂肪や肝臓を刺激して「TNF-α(腫瘍壊死因子)」という物質を産生させます。
このTNF-αはインスリンの働きを鈍らせ、細胞がブドウ糖を取り込んで消費する邪魔をしてしまうのです。
この結果血糖値はが上がります。
つまり歯周病にかかると糖尿病を悪化させている可能性があるのではないか。
実際に歯周病を患っている糖尿病の患者さんが、歯周病の治療をしたら、
「血糖値が下がった」という研究結果も報告されています。
歯周病菌や歯周病菌の出す毒素が悪影響を与えているのではないかという研究結果は
糖尿病に限らず、
心筋梗塞、動脈硬化、肺炎、低体重児出産等さまざまの全身疾患との関係がとりざたされています。
5.歯周病予防
① 毎日のブラッシングを丁寧にすること
② 半年に一度は歯科医院で定期健診をうける
プロの技で歯周ポケットに隠れた歯石やプラークもきれいにしてもらいましょう。
注)空気を嫌う歯周病菌にとって歯周ポケットの中はとても居心地の良い場所です。
糖尿病になると免疫反応が低下して炎症が起きやすくなったり、血流が悪くなって傷の治りが悪くなってしまいます。
1.糖尿病になると何故傷が治りにくくなるのでしょうか?
①身体の細胞は生きていくために、エネルギーが必要で、それがブドウ糖です。
②血液中のブドウ糖を細胞に受け渡す重要な役目をすい臓から分泌されるインスリンというホルモンがおこないます。
③糖尿病の患者さんはこのインスリンが不足したり、上手く働きません。
④そのために血液中にブドウ糖が沢山あるのに細胞に届かず、栄養不足に陥った細胞の働きが低下してしまい、傷の治りがおそくなります。
⑤そのうえ栄養不足の細胞をほっておいたら一大事だと、身体は筋肉などのたんぱく質を削って、これをブドウ糖に分解し、血液中に放出します。
でもインスリンが足りないのですから細胞には届かず、血液中のブドウ糖はますます余って、血糖値だけが高くなっていきます。
「充満の中の飢餓」という悪環境に陥ってしますのです。
⑥細胞はお腹をすかせて弱ってしまい、そのうえにたんぱく質はどんどん分解され、自分の身体を削ってしまうので、傷の回復が進みません。
2.外科処置の予後にご注意を!
そのため、抜歯、歯ぐきの手術等の外科処理をする際に、治療後の傷が治りにくく、感染を起こしやすいため、健康なかたの治療にくらべて、特別な配慮が必要です。
特別な配慮とは通常よりも何度か多めに歯科医院に通っていただき、処置をした場所が回復していく経過をきめ細かく見守り、消毒などの必要な処置を行うことです。
3.歯周病菌に感染しやすい?
糖尿病の患者さんは歯周病にかかりやすく、炎症が広がりやすく、しかも治りにくいことがわかっています。
これは免疫機能が低下するため、細菌感染を起こしやすくなるからです。
歯周病は細菌感染によって起きる病気で、そのために糖尿病のかたは歯周病になりやすいのです。
さらには血糖値の高い血液中で糖化ヘモグロビン(HbA1c)という糖と結合した粘着性の赤血球が増えると、血液どろどろとなり、流れが悪くなり、酸素の供給が妨げられるため、炎症の治りはますます遅くなります。
4.歯周病のせいで糖尿病が悪化?!
又近年では歯周病が糖尿病に悪影響を与えている事、そして歯周病の治療をする事が、糖尿病の改善にも役立つ事も明らかになっています。
未だなぞも多いのですが、近年の研究では歯周病になると血糖値のコントロールを邪魔する毒素が出ることがわかってきました。
歯周病菌が免疫機能と戦って死んだ死骸からは「内毒素」という毒素が出ます。
その毒素が血液中に入って血糖値を悪化させているのではないかというのです。
血液中の毒素は内臓脂肪や肝臓を刺激して「TNF-α(腫瘍壊死因子)」という物質を産生させます。
このTNF-αはインスリンの働きを鈍らせ、細胞がブドウ糖を取り込んで消費する邪魔をしてしまうのです。
この結果血糖値はが上がります。
つまり歯周病にかかると糖尿病を悪化させている可能性があるのではないか。
実際に歯周病を患っている糖尿病の患者さんが、歯周病の治療をしたら、
「血糖値が下がった」という研究結果も報告されています。
歯周病菌や歯周病菌の出す毒素が悪影響を与えているのではないかという研究結果は
糖尿病に限らず、
心筋梗塞、動脈硬化、肺炎、低体重児出産等さまざまの全身疾患との関係がとりざたされています。
5.歯周病予防
① 毎日のブラッシングを丁寧にすること
② 半年に一度は歯科医院で定期健診をうける
プロの技で歯周ポケットに隠れた歯石やプラークもきれいにしてもらいましょう。
注)空気を嫌う歯周病菌にとって歯周ポケットの中はとても居心地の良い場所です。
インプラントは大丈夫か?
という質問を最近よく聞きます。
インプラントの先進国である北欧の国で、今インプラントの炎症が問題となっていることからも、インプラントが大丈夫と気軽には言えません。
値段の高いインプラントが大丈夫?
そんなわけはありません。
インプラントは天然の歯に比べて細菌に対する抵抗力が弱いものです。一緒です。インプラントの値段で安全性は変わりません。
必要なのは、インプラントにならないようにすることです。
セラミックの歯は天然の歯より汚れが付きにくいので頑張って磨かなくても大丈夫です。それよりも磨く力が強すぎたりして歯茎がさがってしまう方が心配です。
セラミックの歯を歯磨きする時はやわらかい毛の歯ブラシを使用してください。また、鉛筆を持つ感じでもっていただきそっと磨くことが大切です。
当院ではセラミック専用の歯ブラシも用意しております。
くれない塾の内藤先生お勧めの歯ブラシです。
指でつまむため、自然と力が入らないようになってます。
セラミック治療を受けられた方は、定期的に病院にお越しください。
歯ブラシが強すぎないか確認いたします。
また、クリーニングをすることで、歯の白さを保ちます。